はて、風呂。

そしたら私も、旅にでかけよう。 

もんもんと

している。なんでだろーって、今日はひとりで、お酒を飲まずに、落ち着けるお店に来た。後方のソファーに、たぶんテレビで見たことあるような気がするグラサンのロッケンロールな人がいて、ちょいちょい有名人の名前が飛び交ってる。ふうん。両手に花でたのしそうね!

さて。いろいろ、ぐるぐる頭まわしてみた。PCの電池があと16%なので長居はしない。完結にカタつける。

たぶんね、いろんな人に会いたいんだ。これが自分の中で1番つよい欲求な気がする。今までここまでくっきりとは意識したことなかったけど。人に会うこと好きだなぁ、くらいで。けど、そうじゃない、そんなぼんやりレベルの話じゃないぞ、ってなんかふと思ったわけです。今の職場で何が物足りないって、ぶっ飛んだ人がいないんだわ。いや、みんなフツウではない、変な人たちではあるんだけど、あれかな、会社にいる時間が長すぎてそういう新しい刺激がもう社内のメンツからはもらえなくなっちゃったのかな。自分も、なんだかくたびれて丸くなってしまった気がする。いやこれは自分が動かなかった成れの果てなので自業自得なのですが。

タバコのケムリがただよってる。

テラスにいるのも音楽系の集まりかな。斜め前の7,8人のグループは演劇系っぽいけど。ボーダーかぶりだし、てかあの帽子どういうこと。

まぁいいや。

こないだ飛び入り参加したイベントで、主催の方が、中学生の頃イジメられたことがあって、学校をつくりたいってそれからずっと思ってて、今こういうことをやるに至ったんだと、話してて。イジメられた人って、なぜか、学校だとかそういう場をつくりたいtって思う人が多いんだって。ああ、わたしもあのときの経験がやっぱり奥底にはあって、決して忘れたこともないしイジメがなければ今の自分はいない、とも思ってるんだけど、そうか、こういうところにも影響してくるのね、と思って。

んー、前提として、まず、大学時代がしあわせすぎた。さっき書いた、「いろんな人」ってのは数とかそういう話じゃなくて、いろんな「価値観」をもってる人、という意味で。藤沢の山の上にあったあの豚臭いキャンパスには、ほんっとに、いろんな人がいたんです。かつ、悪い人にはひとりも出会わなかった。興味のアンテナが向いてる方向が全員ちがってて、けど気の合わない人がいないわけでは決してなくて、むしろ逆で、みんな、お互いの価値観を認め合った上で、気持ちよく付き合える人たちだった、というか。とんでもない人間にも、何度も出会った。自分ひとりの脳みそで思いつくことなんて限界があってさ、そういう人に出会うたびに、ああ、敵わないな、って何度も思ったし、最終的には、その価値観ぜんぜん共感できないけどあなたのことはだいすきです、ってところに至る。そういえば、フランス語を第2言語として選んだのも、研究会決めたのも、オリエンの場にいた先生たちの中で「1番たのしそうにしてた先生」についていってみたいなって思ったからなんだよね。パトリスと田中先生。この選択は大正解だたと今でも思ってる。

で、ちょっと脱線してる間にパクチートマトサラダとゆずスカッシュをあっちゅーまに胃袋にしまいこんじゃったけど、あー、連絡くれたっていいじゃんばーか、いやなんでもないですちょっと生意気言いました。

んー、そう、今の「会社」が退屈なのかも。仕事自体は苦だと思ったことは、なくはないけど、やりがいも感じられるし、走り続ける気力体力はなんとか持ち合わせてる。じゃあ何が不満なのか、って、休みがどうこうとか働き方がとかそういうこと細かいことじゃなくてつまり、会社自体なのかもなぁ。よく考えてみれば、今のやり方で、ようもってきたよここまで、と思うよ。経営者経験ゼロの私が偉そうに出しゃばる隙間なんてないと思いますけども。

あー電池残り11%。ロッケンローラーなグラサンが電話しとる。なんか大物エレベーターで上がってくんのかな。ちがった、スタッフさんだってよ。また女子かよ。今いるお姉さんは、ほんとにこの人の話おもしろいと思って聞いてるのかな。声だけ聞こえてくる印象だとそうは思えないけど!ね!かかってる曲に悪口言うのはよくないと思うよ。

まぁいいや。だからつまり、キリがいいところで、いや、そんなこと言ってるとずっと出れないわ。ケリがついたところで、今の場所から出よう。出るんだ。出ます。

 

だー、決めたっ

 

今の仕事を通しても、ほんといろんな人に会ってきた。こんなにいろんな職種あるんだ、ってびっくりしてきたけど、でも根本にあるのはこの業界とか空気が好きだとか関わっていたいって気持ちなんだよね。それがいいとか悪いとかじゃなくて、わたしには、合わなかったってだけのこと。それだけ。めちゃ遠い大学に通うのがすきだったのも、下北沢を引越し先に即決できたのも、もうそういう、根本すら噛み合わないような人たちがごった返してたからなんだよな。うわそうきたか、まじか、って呆気にとられること、ないもんな。仕事してて。下北で夜呑んだくれてる人のほうがよっぽどおもろいよ。

あと、今日こんな思考に至ったのは、山下達郎x星野源の民放ラジオ101局特別番組を聴いたから、だな。ラジオに人生変えられたしラジオはそういう力があるものだって思ってる、って源さんがコメントしてて、あー、ラジオに恩返ししなきゃなってふと思った。よっぽど、わたしはラジオのほうが人生かけられる。わ。自分の日々生きていく時間を注ぐってことだもんね、人生かける、って。

まぁラジオの道へ足を進めるかどうかはまたじっくり考えるとして、うん、出よう。今の居場所から。貯金しよ。お金が全てじゃないけど、6月にボーナスもらうまでがんばろ。夏はカナダ行こう。8月?

それからのことも、ちゃんと考えないと、だけど、とりあえず電池きれそうだしそろそろ集中力きれそうだし後ろにもうひとりメンバー増えたし、出よかな。ちょっとお散歩してこ。

はざま、で

時給1080円の仕事につくとする。月給20万ほしかったら、1日約10時間×20日間働けばいいのだ。パン屋だったら朝の5時から夕方17時まで、飲み屋だったら夕方出勤して朝方まで、とかね。

いま、オカンがキッチンに立っているレストランに来てる。就業時間のうち、ただふらふらコンビニに寄って道草して遠回りして時間稼げるだけ稼いで帰社したりとか、少なくとも息抜きの時間が持てている今の自分の職場と比べると、このオカンの職場は、その日の料理の出方やお客さんに合わせてミールを絶やさないようつくり続けて、朝夕はまた料理を仕込んで、と、日々、目まぐるしい。

これは、働き方のはなし。

 

つぎは、生き方のはなし。

大自然とあったかい人たちとおいしいごはんと音楽とものづくり、それがわたしを形成してきたんだと自分では思ってる。スーツ着て満員電車に揺られる生活なんてまっぴらごめんだって決めてたし、忙しくパートをしてるオカンを見ると、あー、やっぱりわたしはこの人の血を受け継いでるんだな、って。予定詰め込んでじぶ追い込んで、けどそのほうがたのしくて。

さーて、どうしようかねぇ。