2月6日(月)
3日目。
もふもふライオンかわいい。くいしんぼ。
はい、3日目です。
平日は13時開園。
なのでかんぺ~が事務所に来るのも遅かった笑
いつもなら、9時出勤のシャンティスタッフさんたちと一緒に来て、
行ってきまーすみたいになるのに、この日は10時半笑
まぁそんなもんですよね。
ってことでそれまで私は本をぱらぱら見てました。
遊び場づくり協会副代表の天野秀昭さんの本とか。
シャンティの東さんが持ってきてくれた文藝春秋は、
被災地の子どもたちの作文が載せてあって。
高校生のは描写が細かくて、小学校低学年のは拙いからこその表現力、というか。
恐ろしさは伝わってくるけど、でも想像だけではどうしても限界があって。
理解しようと努力はするけど、やっぱり当事者でなければ分からない部分はたくさんある、よね。
シャンティで前に学校訪問して、各々に自由に絵をかいてもらったらしいんだけど、
それをぜーんぶつなげて1つの絵本にするんだって。
つなぎの絵とかストーリーをこっちで考えたらしいんだけど、
スタッフの武田さんのかく絵が、すてきなんだこれがまた。
パステルとか絵具とか使ってて、あったかいんだこれがまた。
しかもハナレグミ/光と影、なんて聴きながらかいてたからね。
いい曲ですよね。って話かけようと思ってやめといたけどね。
で、そんなこんなでこの日は午前中は町役場へ連れてってもらいました。
かんぺ~は翌日から一旦東京へ帰るので、その高速道路代の手続きとか。転居届とか。
(東京は臭いらしい。かんぺ~曰く。渋谷とか新宿とか。)
気仙沼市がいろんな地区と吸収合併したのは最近の話らしく、
まとめる側からすりゃいいのかもしれんけど、
住民にとっちゃあむしろややこしくっていい迷惑なんだとか。
役所って大変だね。うん。お疲れ様です。
でも町役場の身近さはすきです。
んで早めのお昼を買いにファミマへ寄って。
そしたらレジのお姉さんとかんぺ~はどうやら顔見知りなようで。
「そりゃね、東京なんかに比べたらそもそも人がいないもんなぁ」
って言ってたけど、うらやましいかったなぁ、ああいうの。
東京だとさ、むしろ気まずいよね。
「あ、いつもの人だ」ってなると。
何なんだろうねーこの差は。さみしいなぁ。
で、事務所に戻って早めのお昼を食べまして、
食べながらかんぺ~にTOKYO PLAYとか、こどもの城とか、羽根木プレーパークの話聞いて。
なんだ都内にも楽しそうなとこめちゃめちゃあるじゃないか!とびっくりしたのでした。
んで幼稚園に段ボールもらいに行って。
小学校の1階の教室を幼稚園児が使ってた。
幼稚園は津波の被害を受けちゃったらしい。
アンパンマンは永遠のヒーローですよね。
ほんとはちゃっかり給食をいただきたかったのだけど←、
時間帯が微妙だったのでお昼済ましてきちゃったら、
教頭先生がパックの牛乳くれた。懐かしい。
でもメグミルクなとこが時代を感じた。
で、まだ誰もいないあそびーばーに到着。
車から段ボール降ろして、
やぐら周辺でぐちゃぐちゃになってた段ボール(元・基地の構成物)を回収。
ぜーんぶ焼いてしまうことに決定。
この日はとってもあったかくて、雪は残念ながら泥んこへと姿を変えていた。
おかげで段ボールもびちょびちょ。
まずそれをよいこらせと焚き火近くへ運んで、火を起こしたんだけど湿気ててよわっちくて。
すぎっぱ集めてきたりなんやかんやして、最終的に大人2人でがんがん扇ぐしかないって結論に笑
子どもがいるときはあんまり大きな焚き火はしないんだって。
ガソリンもまかない。
「初めてガソリン使った時、これを使っちゃだめだって言われる理由が分かったよ」
てかんぺ~は言ってたけど、まさにその通りで。
こわいねこわいね引火って。あっちゅーま。
んで湿った段ボールどもを焼き払ってたんだけども、これが熱いのなんの。
うちわもつらいぜよ。
んもう、鼻とかおでことか、顔の出っ張ってるとこが焦げそうだった笑
でも、休憩に飲んだ牛乳のおいしかったこと。
しあわせでした。
んでそしたらせいじ・まさしのおばあちゃんが差しいれ持ってきてくれて。
煮豆がでかいんだこれが!ほくほく
漬物もおいしかったなー。かりかり
そうしてるうちに、下校の時間なのか、遠くからこっちの様子を伺うランドセルたちがちらほら。
ふざけて叫び合って、でもこっちには来ない。
微妙な曇り空だし、こんな日はあんまり来ないらしい。
そういう時にしか来ない奴もいるけど、って話してたら、今年初あそびーばーな男の子が1人来た。
(名前わかんなかったーしまった…!
でも「まじ?」が口癖だったのでまじ太郎と名づけよう。よし。だめか。)
「ばあちゃんに放射線とか危ないからあそびーばー行くなって言われてんだ」って。
でも来ちゃった。まぁそんなもんだよね。
あとどんだけ遊べるか時計を気にしつつも、泥んこになった靴の言い訳を必死に考えてた笑
ただ焚き火してるだけなのに、「やっぱあそびーばーおもしれえなー」って。
その一言を聞いて、かんぺ~はすごく嬉しそうだった。
「あまりにも楽しそうにしてるから、見ててこっちも楽しくなった」って、
そういうとこがほんとすごいなぁと思う。
私なんてまだまだまだまだですね。はい。修行が足りません。
んで池に水汲みに行ったりして、灰を流してきれいにして、
そんなこんなしてたらあっという間に16時で。
試しに池の氷に片足そーっとついてみたけど、みしみしって音がしたのですぐやめた。
その後でかんぺ~が乗ったら割れちゃって、沈まないように楽しそうにしてたけど、
うん、思い切って乗らなくてよかったと思った笑
細かい灰は栄養になるので土にかえすんだって。
で、翌日は休園日だからびーばーに来るのは最後だったんだけども、
まぁ特にそんなあいさつもせず。
また行ったとき、覚えてくれてたらいいなぁ。
それまでに東京のプレーパークで修行積みます。
で、帰ったら食事係の吉田さんがいて、ピリ辛つけ麺作ってくれました!めちゃうま。
気仙沼で麺食べなかった日が1日もなかったのはたまたま?笑
でもほんとおいしかったー。
でまぁ最後に一言ってことでMTGでみなさんにお礼も言って、
かんぺ~と連絡先交換してばいばいして、
外は雨模様で、
久楽さんがゲオで借りてきたプリンセスとよとみを見て。
翌日びーばーはおやすみだからシャンティさんの活動に同伴させてもらえたら、なんて思ってたら、
その日に限ってお休みとられた方ばかりで笑
まぁ夜行バスだし時間はたっぷりあるし、1人でふらふら歩くかー。
なんてとりあえずバスの時間だけは調べて寝た。
THE・ノープラン。
まぁバスに遅れず、お風呂に入って、お魚市場に行ければよいのです。
とか思いながら、寝床へ向かったのでした。