はて、風呂。

そしたら僕は、旅にでかけよう。 

楽しい地獄だ

地獄でなぜ悪い」見てきた!感想は、えー、結構えぐかったです。夜道を1人歩くのが心細くなるくらいには。苦笑

漫画は冨樫作品のおかげでわりとグロいのも抗体あったんだけど、やっぱ生の人間が血流してるのとかはやっぱだめだね。あれは。最後の方とかもう見てらんなくて目細めてたもん。でも血とか胃酸とかが思いっきり吹き出てたり、斬られた肉片がぶらーんって刀ごと壁に刺さってたり、狂気っていうか狂喜っていうか、メーターが振りきれてた感があって、やりきってる感があって、だからなんかもう呆れ笑いも出ちゃうわこりゃってテンションだった。楽しかったーとは手放しにはとても言えないけど、自分の口の中も切れてるんじゃないかって錯覚に陥りそうで映画館出た途端なにか飲みたくてたまらなくなったけど、でもいい映画でした、とは言える。すかっとした。

あとは今回はまわりのお客さんがよかったのかも。中盤あたりから1人めっちゃ大声でゲラゲラ笑うのが聞こえ始めて、それからだんだんと場内全体でみんなが遠慮せず笑って声に出してる感じがしてすごくいい雰囲気だった。笑いのツボ的にも、個人的には三谷幸喜さんよりもすきだなー、園子温さん。他にも受賞作とか有名な作品たくさんあるけどまだ見たことないので、見てみたい反面、それもまた結構えぐいのが多いからどうしようかなっていう迷いもある笑

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あとはキャストがすてきだった!國村さん、渋くてかっこよかった。怖かった。白いハットに上下白スーツ、似合う人久しぶりに見た。包丁持って追い回す友近は、真剣で無表情になればなるほど笑えてきちゃったからすごい。きれいだし。極道の妻似合いすぎ。歌もうまいし。堤さんはもう、なんなの。キリっとデレっとのメリハリがもう。素直すぎてかわいい。舞台挨拶では「ふざけてただけ笑」って言ってたけど、すごいなぁ。すきだなぁ。

あと二階堂ふみちゃんでしょ。こないだ見た「四十九日のレシピ」にはふわふわスカートにニーハイに厚底ブーツみたいな格好だったけど、これまた全然違うキャラでびっくりした。小悪魔どころじゃない、悪魔だし女王様だった。でもトンネルで話してるときの落ち着いたトーンは、あ、ふみちゃんだ、ってちょっと素顔に近い演技が見れて少しほっとした。

そして星野源ですよ。源さーーーーん!って内心何度叫んだことか。役はまりすぎ。ただのかわいそうな「巻き込まれた男」だったしふざけた斬られ方されてるのになんで最終的にちょっとかっこいいの。ずるい。いろいろ噴き出してばっかりだったし痛々しくて目背けちゃったシーンもあったけど、公次だしぜんぶ源さんだった。深夜のラジオでふざけてるあの源さんだった。エンドロールで流れてくる主題歌ききながら、あれもこれも源さんだなぁって。ふみちゃんもそうだけど、たくさんの顔があるのにそれをすんなりと1人の人間だって思えるのって不思議。役になりきれてないわけじゃなくて、むしろその逆で、自分のものにしちゃってるからそういう風に感じさせるんじゃないかなー。なんて。

映画を見てからきいた「地獄でなぜ悪い」はまたちがう聞こえ方がしました。ああ、楽しい地獄ってこういうことか、と思った。

http://play-in-hell.com/

↑この訳し方もずるい。