はて、風呂。

そしたら私も、旅にでかけよう。 

七夕のこと完全にスルーしたけど前日に神社まったり寄ったからあまりダメージはない

入社してから、いや、もっと前からかもしれない。ゆずを聴くのがしんどくなった。大げさな表現かもしれないけど、ゆずのブレないポジティブさに今まで何度も背中押されてきたけど、根暗でネガティブという真反対の星野源の世界に足先浸けてみたらあらあらなんだか居心地いいぞと気付いたらぬるま湯でふやけてました、みたいな。どうしても踏ん張れそうになくて弱音吐きたい、そんなときに寄り添って一緒に前向こうって励ましてくれるのがゆずだとしたら、そうだよなやってられないよな!って一緒に落ちるとこまで落ちて這い上がってくれるのが星野源、です。わたしにとって。

ゆずっこ歴は、そうか、今年で10年目だ。めでたい。ミーハーですが2004年のアテネオリンピックの終わった頃に栄光の架橋に拾ってもらった者です。それからもう過去のアルバムは全部買い揃えたし(もっぱら中古だけど。学生にやさしいブックオフばんざい)、デビュー当時から彼らを知る人たちからしたら新参者だけど、一応それなりに新旧ひと通りは知ってるつもり。離れていったゆずっこも身近にいるし、だんだんメディアへの露出も増えてきて2人がみんなの人気者になってゆくのはものすごくさみしかったけど、それでもわたしは今のゆずも好きだな、と思う。
けど、今わたしが源さんに浮気してるのはたぶん、彼の歌が人間くさいから。昔のゆずは好きだった、に含まれてるような曲はまさに、人間くさい感じが魅力だったんじゃないかなぁ。1人の人間としての、考え方とか、生活感とか、そういうものが、垣間見れる曲が多かったというか。どうしても最近の歌は、聴いてくれる人の分母が増えただろうし、大きなテーマを気負わずに自分事に落とし込んで歌える37歳の大人、感がめっちゃあって。いや、曲はもちろんすてきだなゆず最高、と自分の愛の深さはリリースの度に再確認してるんだけど、それとこれとはまた別よね。昔の曲の方が、ゆうじん、こーじんの、1人の人間としての感覚がたくさん詰め込まれてて、たのしい曲が多かったなー、とはわたしも思います。テーマが壮大すぎると自分事に重ねられないんですわ、なかなか。でもそんな曲にここぞという正念場で救われるのも事実。そして新しいアルバム出たら惹かれる曲はたいてい、作詞作曲:岩沢厚司。ゆうじん、帰っておいでー。

源さんも、そのうち遠くにいってしまうのかな。あの人はそうはならない気もするけど。とりあえずニセ明でふざけてるのがめっちゃたのしそうなので今のところ何も心配はしてません。しんどくなったら、また地獄にまで落ちて一緒に這い上がってね。