はて、風呂。

そしたら僕は、旅にでかけよう。 

光のわだち

親はみんな、わが子に名をつけるとき、光をさずけてるんじゃないかな。願いとか祈りとか。人が通るところには、光のわだちができるんだよ。
「いってらっしゃい」が、行って、だけではなく、らっしゃい、もついてるところに、無事に帰ってこいよ、って想いが込められてると思う。

そんな前振りから歌われた、南木さんのクリスマスソング。力強い歌声を目の前で浴びながら頭に浮かんできたのは、玄関先で息子さんを見送る南木さん、井の頭公園駅の改札を出入りする人たち、イルミネーションに混ざってかがやく光のわだち。コーヒーを淹れる、プレゼントを包む、手紙を書く、誰かを想うその気持ち自体がやさしい光なのであって、それに気づいたら、あ、せかいはあったかいんだ、と思えた。目には見えないだけ。